トランプ大統領、新たな入国禁止令への署名を急きょ延期

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トランプ大統領が新たな入国禁止令の署名を延長

トランプ大統領が新たな入国禁止令の署名を延長

(CNN) トランプ米大統領がイスラム圏からの渡航者や難民への入国禁止令に関する新たな大統領令に署名する予定を延期したことが分かった。署名は1日に予定されていた。

トランプ政権の高官がCNNに語ったところによると、署名延期は28日の深夜に決まった。

トランプ氏は28日夜、初の議会演説で明るい未来へ向けた結束を呼び掛けたことが、全体として好意的に受け入れられた。だがこのタイミングで新たな大統領令を出せば、評価が一転する事態も予想される。

同高官は署名の「時機」を計ると述べるにとどまったが、延期を決めた要因として議会演説への高評価があることは否定しなかった。

トランプ氏が先月出した大統領令は、イスラム圏7カ国からの渡航者を90日間、シリアからの難民を無期限に、それ以外の難民を120日間、それぞれ入国禁止とする内容だったが、連邦裁判所の判断で執行が差し止められている。

事情に詳しい情報筋が28日、「最終決定ではない」としたうえでCNNに語ったところによると、新たな大統領令では永住権(グリーンカード)や有効な入国査証(ビザ)の保持者が入国禁止の対象から外される。

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