トランプ氏、シャーロッツビルの暴力は「双方に責任」
トランプ氏は突入した車の運転者を「人殺し」と呼び、「極めて恐ろしい、弁解の余地がないことをした」と述べたが、そのうえで双方に非があるとの主張を繰り返した。
シャーロッツビルでは、南北戦争で奴隷制度を擁護した南軍の将軍像を撤去する計画が、極右団体や白人至上主義団体の強い反発を招いていた。トランプ氏は会見で、集会参加者の中には像の撤去に抗議する「立派な人々」がいたと主張。そうした人々にとって像は「大変に重要」なものだと指摘した。
南軍指導者らの像をめぐっては全米各地で撤去の動きが相次いでいるが、トランプ氏はこうした動きを歴史を書き換える行為だと批判。米建国当初の元大統領らも多くの奴隷を使っていたからといって像を撤去するのか、と問い掛けた。これはオルタナ右翼がよく使う論法でもある。
トランプ氏が会見で従来通りメディアの報道を「偽ニュース」と批判する間、わきに立つケリー首席補佐官は厳しい表情で腕組みをしていた。
ホワイトハウスのある高官によると、会見でのトランプ氏の発言は側近らにとって予定外だった。同氏はホワイトハウス内部の会合で、報道が不公平との不満をあらわにしていたとされ、これが会見で噴き出したとみられる。