トランプ大統領の支持率横ばい、経済政策などは上昇傾向
ワシントン(CNN) CNNが実施した最新の世論調査によると、トランプ米大統領の支持率はほぼ横ばいだが、経済などの主要政策課題では上昇傾向にあることが分かった。
最新調査ではトランプ氏を支持すると答えた人が41%、支持しないと答えた人が53%で、3月末とほぼ同じ割合だった。
しかし政策課題別にみると、経済分野での支持率が4ポイント上昇して52%となり、昨年3月以来初めて50%を超えた。
通商政策には5ポイント増の43%、移民政策にも2月時点より4ポイント多い40%が支持を表明した。外交政策への支持率は昨年4月以来初めて40%のラインを超え、42%に達した。
一方で政権閣僚、高官らの扱いについては支持するとの回答が30%にとどまり、不支持が55%を占めた。
米国が良い方向に向かっていると答えた人は57%と、2月時点の49%から大幅に増え、2007年1月以来の高い率を記録した。特に民主党支持者の中でこう答えた人の割合は、2月の25%から40%に急上昇した。
民主党支持者でトランプ氏の経済政策を支持すると答えた人も、2月から11ポイント増えて26%に上っている。