フロリダ銃乱射、容疑者は特定の参加者に狙い 捜査当局

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ビデオゲーム大会での銃乱射。容疑者は特定の参加者を標的にしていたという/courtesy Malik Brunson

ビデオゲーム大会での銃乱射。容疑者は特定の参加者を標的にしていたという/courtesy Malik Brunson

(CNN) 米フロリダ州ジャクソンビルで開かれていたビデオゲームの大会での銃乱射事件で、容疑者の男は無差別でなく、特定の参加者を狙って発砲していたことが28日までに分かった。

地元保安官が発表したところによると、メリーランド州ボルティモアのデービッド・カッツ容疑者(24)は、大会の地区予選会場となった飲食店の中で客の間を通り抜け、複数の参加者に向かって発砲してから自殺した。

事件では2人が死亡、11人が負傷。負傷者のうち1人は銃撃以外のけがだった。

警察によれば、犯行の動機は依然として捜査中。容疑者は過去1カ月のうちに、ボルティモア市内で銃2丁を合法的に購入していた。1丁にはレーザー式の照準器が付いていた。

負傷者の1人によると、カッツ容疑者はこの日の試合に参加し、敗退して悔しがっていたという。昨年、同じシリーズのトーナメントで優勝した記録がある。

2014年にメリーランド大学に入学していたことも分かったが、犯行当日の時点では授業を取っていなかった。

死者の名前は正式に発表されていないが、報道によると22歳と27歳の参加者で、1人は昨年の大会で優勝していた。

フロリダ州では近年、銃乱射事件が続発している。スコット知事は26日夜、記者団とのインタビューで「私たちは変わる必要がある」「立ち止まって、どこかが間違っていると自覚しなければ」と話した。

トランプ米大統領も27日、ホワイトハウスでの夕食会で犠牲者らに弔意を表した。

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