銃と一緒に自撮りの19歳シッター、暴発させ10歳少年重体に 米テキサス州
(CNN) 米テキサス州ヒューストンで、親類のベビーシッターをしていた女性が銃と一緒に写真を自撮りしていたところ、誤って銃を暴発させ、10歳の男の子に重傷を負わせた。同州の保安官事務所が明らかにした。
男の子は重体となって病院に運ばれたが、容体は快方に向かっている。
ハリス郡保安官事務所によると、ヒューストン市内の集合住宅で25日夕、親類の子どもの面倒を見ていた19歳の女性が銃を見つけた。
銃弾が抜いてあると思った女性は、この銃と一緒に写真を自撮りし始めた。ところが銃が暴発して、男の子の腹部を直撃した。
捜査関係者によると、男の子は重体となって病院に搬送されたが、手術を受けて回復に向かい、現在の容体は安定している。捜査は現在も続けられており、今のところ逮捕者などは出ていない。
非営利団体(NPO)の安全性評議会によると、米国で銃に関連して死者が出た事案のうち、1%は避けられたはずの事故だった。