移住希望の家族の泊まり込み禁じる施策開始、米ボストン空港
地元テレビ局によると、ノーフォークでは先月、住民の集会があってこの問題を協議。教育、医療支援態勢や公共秩序に悪影響を及ぼす事態への懸念もあり紛糾したという。
移住希望者らが数カ月間にわたって寝食しているのはローガン空港の国際線到着ターミナルビルの一画。壁沿いに寝袋、毛布や枕を並べて就寝に備える姿などを収めたテレビ映像もある。
一時期には数百規模の家族が空港内に滞在していたとの情報もある。州政府当局者によると先月25日時点では約288人が夜を過ごしていたが、今月9日朝までにはわずか数家族が残っているだけとなった。
地元テレビ局によると、夜明けと共に州警察、社会福祉事業担当者や空港職員らがこれら家族をタクシー乗り場へ誘導し、避難施設へ向かわせたという。