マレーシア機撃墜、真相巡り対立続く

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ロシアのプーチン大統領

ロシアのプーチン大統領

ロシア軍幹部は、ウクライナの戦闘機がマレーシア機を撃墜した可能性があると述べた。一方、ポロシェンコ・ウクライナ大統領はCNNとのインタビューで、「ウクライナ機は当時すべて地上にあった」と反論した。

親ロシア派は撃墜への関与を繰り返し否定している。親ロシア派のメンバーが「航空機の撃墜」について話していたとされる通信の傍受記録も見つかっているが、ロシアのチュルキン国連大使は21日、「会話は軍用機を撃墜したという内容だ」と指摘。マレーシア機を誤って撃墜したとすれば単なる事故で、テロ行為ではないと親ロシア派を擁護した。

同機の墜落を巡って米国などは、親ロシア派の武装勢力が制圧する地域から発射された地対空ミサイルで撃墜されたとの見方を強めている。

オバマ米大統領やキャメロン英首相は、武装勢力がロシアの助けを借りずにこれほどの高度を飛行する航空機を撃ち落とすことはできないとの見方を示している。

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