北朝鮮、「衛星発射場」の改修完了か 年内発射の懸念も

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北朝鮮西岸の「西海衛星発射場」=2012年4月

北朝鮮西岸の「西海衛星発射場」=2012年4月

ソウル(CNN) 北朝鮮西岸の「西海衛星発射場」で大型ロケット打ち上げのための改修工事が完了し、年内にも打ち上げが行われるのではないかとの懸念が強まった。米ジョンズ・ホプキンス大学の研究所が運営する北朝鮮情報サイト「38North」が明らかにした。

同サイトによると、中国との国境に近い同発射場の衛星画像を調べた結果、1年間に及んだ建設プロジェクトが完了したと思われることが分かった。発射台なども改築されて全長50メートルまでのロケットに対応できるようになり、現在の「銀河3号」(全長約30メートル)より大きなロケットの打ち上げが可能になったとみられる。

画像解析の専門家は「北朝鮮が再びロケットを発射する準備が整った」と述べ、政治的な決断が行われれば「2014年末にもロケットを打ち上げる可能性がある」と予想する。

ただし打ち上げるのは銀河3号になる公算が大きいと予想。「大型ロケットは現在開発中と伝えられ、完成までにあと数年はかかる」と指摘した。

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