バンコク爆発、不審な男の画像公開 身元は不明
エラワン廟は観光客に人気があり、死者のうち少なくとも8人はアジアや英国から来ていた外国人だった。
プラユット暫定首相は犯人について、「政治的狙い、あるいは経済や観光に打撃を与える意図」があったとの見方を示している。
タイでは南部のマレーシアとの国境に近い地域でイスラム過激派による事件が相次いでいるが、バンコクで起きた爆弾事件とは性質が異なると専門家は指摘。今回の事件は、ここ数年の政情不安と関係があるとの見方を示している。
バンコクでは昨年5月のクーデターで軍が実権を握り、選挙で選ばれた政権が崩壊したが、それ以前から政府に対する抗議デモが長期にわたって続いていた。