バンコク爆発、不審な男の画像公開 身元は不明
バンコク(CNN) タイのバンコクで起きた爆発事件で、警察は18日、監視カメラに映っていた男が事件に関与したとの見方を強め、容疑者として行方を追っていることを明らかにした。
爆発は17日夕、バンコク中心部の観光地「エラワン廟(びょう)」付近で発生し、少なくとも22人が死亡、120人あまりが負傷した。
警察が公表した監視カメラの画像には、黒っぽいバックパックを持った男がエラワン廟の近くにいる様子が映っている。次の映像ではバックパックがなくなっていた。男は黄色いTシャツに黒いフレームの眼鏡をかけていた。
タイ国家警察幹部によると、男の身元は突き止められておらず、タイ人か外国人かも分からないという。警察の記者会見では、この黄色いシャツの男が爆弾を仕掛けたことは「間違いない」との見方を示した。
男は現地時間の17日午後6時52分ごろ、腰を下ろしてベンチの下にバックパックを隠したとされる。この男が仕掛けたのはパイプ爆弾だったと見られる。