グアテマラで大統領辞任求めるデモ、議会も追及
大統領は容疑を否認しており、外国の利権の助けを受けた敵対勢力による謀略だと示唆。「私が(汚職に)関わり、税関をめぐる不正でお金を受け取っていたとする容疑を断固として否定し、拒絶する」と述べた。
大統領を巻き込んだスキャンダルが浮上したのは4月。組織的な不正に関与したとして、捜査当局はバルデッティ前副大統領を立件した。前副大統領は5月に辞任、当局によって今月21日に身柄を拘束された。
この件を担当する判事は27日、大統領と同様、税関不正や収賄などの疑いでバルデッティ氏を裁く方針を固めたが、同氏は容疑を否認している。
ペレスモリナ政権では大臣や副大臣ら十数人が既に辞任。さらなる辞任もあり得るが、同大統領は政権の座を維持する姿勢を示している。