武装集団がリゾート施設襲撃、2人死亡 マリ首都近郊

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マリの首都バマコ近郊のリゾート施設で武装集団による襲撃が発生

マリの首都バマコ近郊のリゾート施設で武装集団による襲撃が発生

(CNN) 西アフリカ・マリの首都バマコ近郊にあるリゾート施設が18日、武装グループに襲撃され、情報筋によると観光客少なくとも2人が死亡、32人が救出された。

マリの治安当局は声明で、武装グループはテロリストだったと断定。対テロ特殊部隊が数分後に現場へ出動し、グループと銃撃戦を展開したと述べた。

捜査状況の説明を受けた情報筋がCNNに語ったところによると、襲撃犯3人のうち2人は殺害され、3人目は行方不明。国連スタッフ3人が負傷して病院へ運ばれた。

現場からは複数の燃料容器が発見されたが、中身は確認されていないという。

バマコの米大使館は今月、欧米人に対する脅威が高まっているとの警告を発していた。同市内にある欧米の外交施設や礼拝施設、欧米人がよく訪れる場所などが攻撃の標的になる恐れもあるとして、ホテルやレストラン、教会など安全対策が不十分な場所は避けるよう呼び掛けていた。

現場はバマコ中心街から約30分の郊外に位置するリゾート施設で、ホテルや飲食店、プールなどが完備されている。欧米からの駐在員の会合や研修にも利用されることが多い。

マリは近年、旧宗主国フランスや国連の支援を得てイスラム過激派の脅威と戦ってきた。2015年11月に起きたホテル襲撃事件では、武装グループが「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫びながら食事中の客に発砲したとされ、少なくとも22人が死亡した。

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