欧州への不法入国者数、昨年は５年ぶりの低水準　ピークから９割減

スペイン政府はこれまで、イタリアやマルタへの入港を拒否された難民救助船も受け入れてきた。

東地中海ルートではアフガン、シリア、イラク出身者が目立ち、さらにトルコからギリシャへの不法入国者も増加。昨年の合計は約３０％増の５万６０００人に達した。

フロンテックスによると、昨年の不法入国者のうち女性や１８歳未満の子どもが占める割合はいずれも約２割。同伴者のいない未成年者も４０００人近くに上った。