邦人男性が機内で死亡、体内からコカイン246袋
(CNN) メキシコの首都メキシコ市から成田空港へ向かっていた飛行機の機内で日本人男性(42)が死亡し、体内からコカイン246袋が見つかったことが29日までにわかった。ソノラ州の検察当局が明らかにした。
男性の名前は「ウド・N」。コロンビアの首都ボゴタからメキシコ市の空港へ入り、乗り継ぎで成田空港へ向かっていた。
検察によれば、乗客がけいれんを起こしていることに乗員が気が付き、ソノラ州エルモシージョへの緊急着陸を要請した。
現地時間5月24日午前2時25分ごろ救急医療隊員が機内に入り、乗客の死亡を確認した。検視によれば、男性は薬物の過剰摂取によって脳浮腫が引き起こされ死亡した。
体内から幅1センチ、長さ2.5センチの袋246個が発見された。禁制品を密輸しようとして薬物の入った袋などを飲み込むのはよく使われる手口だ。