男性殺害に関与した疑いの3人逮捕、同性愛嫌悪か スペイン
スペイン・マドリード(CNN) スペイン警察は8日までに、看護助手の男性の殺害に関与した疑いで3人を逮捕した。この事件は同性愛嫌悪に基づく襲撃だった疑いがあり、国内各地で抗議が起きていた。
サミュエル・ルイスさんは(24)は3日、スペイン北西部アコルーニャにあるナイトクラブ付近で暴行を受け、搬送先の病院で死亡した。
政府当局者は捜査が進行中であり、同性愛嫌悪の犯罪だった可能性も含め、いかなる動機も排除していないと説明。SERラジオの7日のインタビューに対し、「ヘイトクライム(憎悪犯罪)かどうかは判事が判断する」と述べた。
ルイス氏の殺害を受け、マドリードやバルセロナ、アコルーニャなどの都市では今週デモが相次ぎ、数千人がLGBTQ(性的少数者)コミュニティーに対する攻撃を非難した。