英海軍の哨戒艦2隻が出港、インド太平洋地域に5年間展開

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インド太平洋地域に長期展開する英海軍の哨戒艦「スペイ」と「テイマー」/LPhot Lee Blease/Royal Navy

インド太平洋地域に長期展開する英海軍の哨戒艦「スペイ」と「テイマー」/LPhot Lee Blease/Royal Navy

香港(CNN) 英王立海軍の哨戒艦2隻が7日、インド太平洋地域での5年間の任務に向け英国を出発した。英国防省が明らかにした。アフリカ東岸から米西岸にかけての幅広い海域で英国の「目と耳」の役割を果たす。

派遣される哨戒艦「スペイ」のベン・エバンス艦長(海軍少佐)は「世界の3分の2が我々の活動の場となる」と意気込みを語った。

排水量2000トン、全長約90メートルのスペイは哨戒艦「テイマー」と組んで任務に当たる。英ポーツマスの母港に戻るのは2026年以降になるとみられている。

2隻は太平洋やインド洋で哨戒活動を行いつつ、北はベーリング海、南はニュージーランドやオーストラリアのタスマニア州に至る幅広い地域に展開する予定。

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