英ロンドンの女性教師殺害、36歳男を殺人容疑で訴追
ネッサさんの姉妹は追悼集会でネッサさんを失った痛みに触れ、「素晴らしい」女性だったと振り返った。
英王室のキャサリン妃も24日、ツイッターでネッサさんを追悼し、「またも罪のない若い女性の命が路上で失われたことに悲しみを覚える」とつづった。
ネッサさんの殺害をきっかけに、英国でまん延する女性や少女への暴力を非難する声が改めて噴出している。
英国家統計局とスコットランド政府によると、英国では2019年3月から20年にかけて200人以上の女性が殺害された。
今年3月には、当時33歳のサラ・エバラードさんが暴行を受け殺害される事件が発生。エバラードさんは3月3日にロンドン南部の友人宅を出た後に行方不明となった。エバラードさんの失踪を受け、SNSでは女性たちが自身の性的暴行や嫌がらせの体験を共有する例が相次いでいた。