建設中の高層ビル崩壊、人々が生き埋めの恐れ ナイジェリア・ラゴス
ナイジェリア・ラゴス(CNN) ナイジェリアの経済中心地ラゴスで1日、建設中の22階建てのビルが崩壊し、人々が生き埋めになっている恐れがある。
このビルは同市イコイ地区のジェラルドロードに面し、高級集合住宅として建設が進んでいた。崩壊時に何人が建物の中にいたのかは不明。
付近に住むナイジェリア弁護士協会のトップ、オル・アパタさんはCNNに対し、「地震だと思い自宅を飛び出した。午後3時過ぎだった。ビルが動くのを感じ、何かがおかしいと分かった」と振り返った。
アパタさんによると、この建物は2年前から建設中で、1日には開発業者が現場で見込み客と会っていた。
ラゴス州政府の声明によると、崩壊現場から3人が救出された。市の救助隊や消防隊、救急隊が現場入りしているという。行方不明者の数には言及していない。