ドイツでコロナ規制強化、抗議デモ暴徒化で警官多数が負傷
欧州で新型コロナウイルスの症例数が急増する中、ドイツ東部では特に反ワクチン派が過激化して抗議運動が頻発し、ワクチン接種率も全国平均より低くなっている。
26日も各地でデモ隊が暴徒化し、バイエルン州のシュバインフルトでは公衆衛生対策の集会規制に違反して数百人がデモに参加。当局によると、警官8人が殴る蹴るの暴行を受けて負傷した。
シュバインフルトで27歳の女性が4歳の子どもを連れて警察の封鎖を突破しようとする事件も発生。2人とも催涙スプレーを浴びせられた。
政治家や報道機関は反ワクチン派から脅迫されたと伝えられ、当局は今月に入り、ワクチン接種を呼びかけたザクセン州のミヒャエル・クレッチマー知事を暗殺しようとする計画を暴いたと発表していた。