追加接種と週2回の検査、従業員に義務付けへ 米ゴールドマン・サックス
ニューヨーク(CNN) 米金融大手ゴールドマン・サックスは27日、従業員に対し、米国内のオフィスに出社する人は全員、新型コロナウイルスワクチンの追加接種の証明を義務付けるとの考えを明らかにした。
今回の新しい指針は来年2月1日から実施され、従業員と訪問客の両方に適用される。米国では新型コロナウイルスの感染件数が急増しており、内勤者のオフィスへの復帰を難しくしている。
ゴールドマンはまた、来年1月10日から、出社する従業員に対して新型コロナウイルスの検査を週2回に増やすことを計画している。
こうした新しい指針についてはブルームバーグ通信が最初に報じ、ゴールドマンの広報担当がCNNに確認した。
新型コロナウイルスに関連してバイデン大統領の顧問を務めたこともあるアンディ・スラビット氏はCNNの取材に対し、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染のしやすさを考えれば、経営幹部は従業員に対して追加接種を要請しなければならないのは明らかだとの見方を示していた。