ロシア将官がまたも戦死、ドンバス地方で
(CNN) ロシア国営メディアは7日までに、戦争特派員が5日に通信アプリ「テレグラム」に投稿した内容を基に、ロシアの将官がウクライナ東部ドンバス地方で戦死したと報じた。
ロシア国営メディアとウクライナ軍はこの将官の身元をロマン・クトゥーゾフ氏と特定した。
国営メディア「ロシア24」は特派員のテレグラムチャンネルを基に、空挺(くうてい)部隊出身のクトゥーゾフ氏が攻撃を率いる中で戦死したと報じた。
ウクライナ軍もクトゥーゾフ氏が死亡したと発表。フェイスブックへの投稿で「ドネツク人民共和国(DPR)第1軍団の指揮官だったロマン・クトゥーゾフ少将が正式に非ナチ化、非武装化された」と述べた。
ウクライナの独立系通信社UNIANの記者によると、ドネツク人民共和国に派遣される前、クトゥーゾフ氏はロシア東部軍管区に属する第29諸兵科連合軍の参謀長を務めていた。