ウクライナ軍がセベロドネツクで反撃、支配地域が市の半分に
(CNN) ウクライナ東部ルハンスク州軍政トップのセルヒ・ハイダイ氏は6日までに、同州のセベロドネツク市からの「朗報」として、ウクライナ軍が同市の支配を半分まで取り戻したと明らかにした。セベロドネツクは数週間にわたってロシア軍の攻撃にさらされている。
ハイダイ氏はテレグラムへの投稿で、市の半分はウクライナ軍の支配下にあると述べた。先週はロシア軍がセベロドネツクの約80%を支配していたが、ウクライナ軍が市街戦で市の一部を奪回したという。
ハイダイ氏は、ロシア軍が今後数日、重火器を使ってセベロドネツクを奪おうとする取り組みを強化するとの見通しを示した。
ハイダイ氏によれば、同市には依然として約1万5000人の民間人がいる。戦闘が続いているため、避難できる状況にないという。
ハイダイ氏によれば、避難活動は公式には停止しているが、セベロドネツクから川を挟んだ位置にあるリシチャンスク市からは、ボランティアや警察の支援を受けて、98人が避難した。