年末までに「戦闘終結の可能性」、ウクライナ国防相が楽観的予測

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ウクライナのレズニコフ国防相/Boris Roessler/dpa/picture alliance/Getty Images

ウクライナのレズニコフ国防相/Boris Roessler/dpa/picture alliance/Getty Images

(CNN) ウクライナのレズニコフ国防相は5日までに、ロシアとの戦闘が停止する時期の見極めは難しいとしながらも、自らの楽観的な予測と断りつつ、「今年末までに終わる可能性がある」との見方を示した。

スロバキアの首都ブラチスラバでの会合で述べた。同国防相は、ウクライナ軍は依然、重火器、何よりもまず多連装ロケットシステムを必要としていると主張。ほかの砲門、戦車、対艦用兵器、無人で操作可能なシステム、ミサイルや防空兵器も同様だとした。

現在直面する脅威の水準を踏まえ、これらの兵器を即座かつ大量に欲しているとも指摘。ウクライナは民主主義の諸国から十分な支援を得られない中で戦争状態に追い込まれたとも振り返った。

同国は兵器調達の面で考え方を変えたとも説明。ロシアとの戦闘が始まった最初の月には対戦車や対空用の携行式兵器の確保を重視していたが、戦闘の性質が変化したため、より多くの大型兵器の調達に迫られているとした。

その上でロシア軍が制圧を宣言した南部ヘルソン州の戦況に言及。ロシア軍は強固な防御態勢を築いているとし、「我々の目標はロシアの侵攻計画の実現を阻み、領土を出来るだけ早期に解放することだ」と強調した。

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