ウェールズ、64年ぶりにサッカーW杯出場へ ウクライナを下す

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ウェールズがウクライナを下し、64年ぶりに本大会出場を決めた。画像はウェールズのガレス・ベイル(右)とウクライナのビクトル・ツィガンコフ(左)=5日、英カーディフ/Geoff Caddick/AFP/Getty Images

ウェールズがウクライナを下し、64年ぶりに本大会出場を決めた。画像はウェールズのガレス・ベイル(右)とウクライナのビクトル・ツィガンコフ(左)=5日、英カーディフ/Geoff Caddick/AFP/Getty Images

(CNN) サッカーのワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフ(PO)決勝が5日、英カーディフで行われ、ウェールズがウクライナを1―0で下し、本大会出場を決めた。

ウクライナは素晴らしい立ち上がりを見せた。前半3分にはウクライナのオレクサンドル・ジンチェンコが早いリスタートからフリーキック(FK)を決める場面もあったが、これは笛が鳴る前だったため取り消された。

試合は前半34分にウェールズが先制。ウェールズのガレス・ベイルのFKがウクライナ選手のヘディングでコースが変わり、そのままゴールに吸い込まれた。

後半も両チームにチャンスが生まれたが、試合は1―0で終了し、ウェールズが本大会出場を決めた。

ウクライナは先週のPO準決勝でスコットランドを破ったこともあり、決勝に向けて感情的な雰囲気に包まれていた。選手とファンが一緒に国歌を歌い、たくさんの黄と青の旗が場内で振られた。

ウェールズのサッカー協会は、団結を示すために、地域に住むウクライナの避難民100人に対してチケットを提供した。ウクライナのオレクサンドル・ペトラコフ監督はチームが母国から旗を受け取ったと明らかにした。旗は更衣室に掲げられたという。

欧州予選の試合は当初、3月に予定されていたが、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて延期されていた。

ウェールズの本大会出場は1958年以来2度目。

本大会はカタールで、11月21日から12月18日まで開催される。

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