英エリザベス女王の棺、国会議事堂に 市民の弔問開始
(CNN) 英エリザベス女王の棺(ひつぎ)が14日、大勢の市民が沿道から見守る中、首都ロンドンのバッキンガム宮殿から国会議事堂のウェストミンスターホールに運ばれた。
棺は国葬が行われる19日まで国会議事堂に安置され、その間、市民の弔問のために公開される。
棺を運ぶ行進では、新君主となったチャールズ国王がきょうだいのアン王女、エドワード王子、アンドルー王子とともに棺の後を歩き、ウィリアム皇太子とヘンリー王子が続いた。
女王の棺を囲む近衛歩兵連隊/Kirsty Wigglesworth/AP
王旗に包まれた棺の上には王冠が置かれ、棺は王立騎馬砲兵隊の砲車で運ばれた。到着後、ウェストミンスター寺院聖歌隊などによる聖歌が響く中、議事堂に運び入れられた。
行進とは別にカミラ王妃やキャサリン皇太子妃、ヘンリー王子の妻メーガン妃らは車で移動し、議事堂での礼拝に臨んだ。
カミラ王妃とキャサリン皇太子妃が車に乗る/Sarah Meyssonnier/Reuters
ソフィー妃とメーガン妃/Leon Neal/Getty Image
礼拝ではカンタベリー大司教が祈りを読み上げ、礼拝終了後の現地時間午後5時から一般市民による弔問が始まった。