幹線道路で土砂崩れ 2人死亡、数十人が行方不明 ブラジル
(CNN) ブラジル南部パラナ州で11月30日、豪雨による土砂崩れがあり、当局者によると少なくとも2人が死亡、数十人が行方不明になっている。
CNNEの報道によると、土砂崩れは幹線道路に面した斜面で発生。当局によれば、土砂が200メートルにわたって道路上に崩れ落ち、トレーラー6台と車15台あまりが巻き込まれた。
消防が地元メディアに語ったところでは、推定30~50人が行方不明になっている可能性がある。
幹線道路に面した斜面で土砂崩れが発生した=ブラジル・パラナ州/Corpo de Bombeiros Militar de Santa Catarina/Reuters
現場には軍や消防、救助犬などが出動して捜索救助活動を続けている。
沿岸部では豪雨のために洪水や鉄砲水も発生。当局の統計によると、680人が被災し、住宅500棟に損壊などの被害が出ている。
ロイター通信によると、穀物や砂糖の主要輸送拠点、パラナグア港につながる道路も土砂崩れのために通行できなくなった。