カタールW杯 ブラジルがスイスに勝利、決勝T進出
(CNN) サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会は1次リーグの各試合が行われ、ブラジルはスイスを1―0で破って決勝トーナメント進出を決めた。
スイスとの試合前の大きな疑問は、ブラジルは負傷したネイマールを欠いた状況にどう対処するのかというものだった。ブラジルは勇気あるパフォーマンスを見せて、カゼミロのゴールでスイスを下した。
W杯5度の優勝を誇るブラジルだが苦戦の時間も長く、明らかにネイマールの輝きを欠いていた。試合内容は精彩を欠いていたが、ブラジル代表は仕事をやり遂げた。ブラジルはフランスに続いて、1戦目と2戦目に連勝した2番目の代表となった。
セルビア対カメルーンの試合は6つのゴールが生まれる撃ち合いとなった。3―3の引き分けに終わったが、今大会で最も観客を魅了した試合のひとつとなった。
試合はカメルーンが先制するも、セルビアが前半のうちに2点を挙げて逆転に成功。セルビアは後半にもゴールを奪い、3―1とリードを広げ、大会初勝利へと前進した。
同点ゴールを決めたカメルーンのチュポモティング/Stu Forster/Getty Images
しかし、カメルーンは途中出場したアブバカルがキーバーの頭上を抜くループシュートを決めて1点差に。アブバカルは直後にもセルビア守備陣の背後に抜けるとチュポモティングを見つけて同点ゴールを演出した。試合はこのまま3―3の引き分けで終わった。
ガーナ対韓国の試合は3―2でガーナが勝利した。
試合はガーナが前半24分と同34分にゴールを挙げてリードを奪う。韓国もあきらめず、曺圭成が3分間で2得点して同点に追いついた。韓国がこのまま勝利するかと思われたが、ガーナのクドゥスがこの試合2得点目を挙げて試合を決めた。