南太平洋でM7.8の地震 バヌアツとフィジー、キリバスで津波警戒呼びかけ
香港(CNN) 米地質調査所(USGS)によると、南太平洋で19日、マグニチュード(M)7.8の地震が発生した。近隣のバヌアツ、フィジー、キリバスには津波の警戒情報が出された。
震源はフィジー、バヌアツ、ニューカレドニアの間にある海域で、震源の深さは38キロ。米国立津波警報センター(NTWC)は震源から1000キロ以内にある海岸に津波の警戒を呼びかけた。
ハワイ州緊急事態管理庁は、現時点でハワイへの津波の脅威はないとツイートした。
NTWCによると、バヌアツの一部の海岸には最大1メートルの津波が到達する恐れがある。当初は3メートルを予想していた。
フィジーやキリバス、ニュージーランドの離島ケルマディック諸島では30センチ以下の津波が来る可能性があるという。
ニュージーランドの国家緊急事態管理庁は、同国への津波の脅威を評価中とツイートした。
南太平洋はオーストラリアプレートと太平洋プレートがぶつかる場所で、世界でも最も地震が多い地域の一つ。