プリゴジン氏はロシアの「サンクトペテルブルクにいる」 ベラルーシ大統領

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外国メディアとの会見を行うベラルーシのルカシェンコ大統領=6日、ミンスク/Alexander Nemenov/AFP/Getty Images

外国メディアとの会見を行うベラルーシのルカシェンコ大統領=6日、ミンスク/Alexander Nemenov/AFP/Getty Images

(CNN) ベラルーシのルカシェンコ大統領は6日、首都ミンスクで開いた記者会見で、ロシアで反乱を起こした民間軍事会社ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏がロシア西部サンクトペテルブルクにいると述べた。

CNNのマシュー・チャンス記者の質問に答える形で、ワグネルの所在について「通常の野営地」にいると述べ、ベラルーシ国内にいないことを示唆。さらに「エフゲニー・プリゴジン氏については、サンクトペテルブルクにいる。今朝にはモスクワなど他の場所に移動するかもしれない。ベラルーシ領内にはいない」と話した。

ルカシェンコ氏はまた、ロシアのプーチン大統領がプリゴジン氏に対する報復を考えてはいないだろうとの見方も示した。「プリゴジン氏は自由だ。何度か電話で話をした。昨日は昼食後、我々は彼と電話で話し、ワグネルの今後の行動について議論した」と語った。

プーチン氏は自分よりプリゴジン氏をよく知り、自分より長い約30年の間柄だとも指摘。「互いに非常にいい関係性を保っていた。それ以上かもしれない」と述べた。

ルカシェンコ氏は先月のプリゴジン氏の反乱後、自身が反乱を止める取引を仲介したと明らかにしていた。プーチン氏にはワグネルを「壊滅」させないよう説得し、プリゴジン氏がベラルーシに移動できるように手配したという。

CNNはプリゴジン氏の居場所について、独自に検証できていない。

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