NATO事務総長、キーウを電撃訪問 ウクライナ軍は「徐々に前進」
(CNN) 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長が28日、ウクライナの首都キーウを電撃訪問し、ウクライナ軍が南東部のロシア軍防衛ラインに対し広範囲で進めている反攻について「徐々に前進している」と評価した。
ストルテンベルグ氏はウクライナのゼレンスキー大統領とともに姿を見せ、ウクライナ軍は「激しい戦い」に直面しているものの前進していると発言。「ウクライナ軍が進んだ1メートルが、ロシア軍の失う1メートルになる」と続けた。
NATOはウクライナに数十億ドル以上の武器を供与しているが、ウクライナが望むNATOへの加盟はまだ認めていない。
ストルテンベルグ氏はNATOがウクライナ向けの「重要な弾薬」で25億ドル(約3700億円)以上の枠組み契約を結んでいるとも言及。その中で15億ドル以上の注文が確定していると語った。