フランス、イスラエルの戦闘長期化の警告を「深く懸念」
(CNN) フランス外務省は26日、イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区での戦闘について、激しく長期的なものになるとの見通しを示したことについて、「深い懸念」を表明した。
外務省は声明で、停戦につながる即時の休戦を呼び掛けたほか、ここ数日、組織的な爆撃によって多数の民間人が死傷していると述べた。
外務省は、イスラエルに対して、ガザの民間人の命を守るための具体的な措置を講じる必要があると指摘し、イスラエルはガザ全域への支援物資の搬入を促し、安全で妨げのない人道的アクセスを確保するための緊急措置を実施すべきだと述べた。
イスラエル国防軍(IDF)の参謀総長は26日、ガザでのイスラム組織ハマスとの戦闘が「あと何カ月も続く」との見通しを示した。ネタニヤフ首相をはじめとするイスラエルの指導層も、紛争の終結には程遠いとの見方を示している。
フランスのマクロン大統領は先週、テロリストの集団との戦闘は民間人を攻撃することを意味しないなどと述べていた。