モスク付近の銃撃で6人死亡、パキスタン人ら犠牲に オマーン
(CNN) オマーンのワディアルカビル地域にあるモスク(イスラム教礼拝所)付近で15日夜、銃撃が発生し、少なくとも6人が死亡したことが分かった。王立オマーン警察が明らかにした。
少なくとも警官1人が死亡、オマーン人の救急隊員4人を含む様々な国籍の少なくとも二十人以上が負傷した。
警察によると、実行犯3人が特定され、殺害された。
パキスタン外務省は16日、オマーン当局の話として、パキスタン人少なくとも4人が死亡したと説明。このほか、パキスタン人30人が負傷して病院で治療中だという。
パキスタン外務省は事件を非難し、「卑劣なテロ攻撃」だと形容した。
パキスタンのシャリフ首相もX(旧ツイッター)への投稿でテロ攻撃との見方を示し、「深い悲しみ」を覚えると表明。遺族に弔意を示すとともに、在オマーンのパキスタン大使館に負傷者の支援と病院への見舞いを行うよう指示したことを明らかにした。
在オマーンのインド大使館はXで、インド人1人が死亡したと明らかにした。
王立オマーン警察によると、軍や治安関係の対応は終了し、現在捜査が進められているという。