ガザ中部の学校に空爆、死者30人
この攻撃の直前、イスラエル軍は数日前から攻勢を強めるガザ南部ハンユニスに新たな避難命令を出した。同市南部で強力な対テロ作戦を実行すると予告し、残っている住民らに対して西方のマワシ地区に設けられた人道地区への移動を促した。
国連の推計によると、ハンユニスからは22日にも約15万人が避難を強いられていた。
イスラエル軍は声明で、ハンユニス南部を拠点とするテロ活動とロケット弾発射に対する報復だと主張し、これまで人道地区に指定されていた区域を調整するとの方針を示した。
CNNがハンユニスで撮影した映像には、住民らが車やオートバイ、ロバの荷車に家財道具を積んで避難する場面が映っていた。
ガザで活動する支援団体は、度重なる避難命令で緊急物資の配布がさらに困難になったと警告している。