ヨルダン外相、トランプ米大統領の提案を拒否 パレスチナ人の周辺国へ移住めぐり

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ダボス会議に出席するヨルダンのサファディ外相=23日/Halil Sagirkaya/Anadolu/Getty Images

ダボス会議に出席するヨルダンのサファディ外相=23日/Halil Sagirkaya/Anadolu/Getty Images

(CNN) ヨルダンのサファディ外相は26日、ヨルダンはパレスチナの人々が自らの土地にとどまることを保証すると述べた。これより前、米国のトランプ大統領はヨルダンのアブドラ国王との会談で、パレスチナ自治区ガザ地区にいるパレスチナ人100万人あまりを周辺国に移住させる計画について取り上げていた。

サファディ氏は、パレスチナ人の移住を拒否するヨルダンの立場は揺るぎなく、今後も変わらないとし、「ヨルダンはヨルダン人のためのものであり、パレスチナはパレスチナ人のためのものだ」と述べた。

サファディ氏は、パレスチナの人々が自らの土地にとどまることを保証するのはヨルダンにとって約束であり、今後も変わることはないと語った。

サファディ氏は、米国の新政権と協力することを楽しみにしているとし、トランプ氏については、中東地域での和平を実現したいと明言していると指摘した。

サファディ氏は、ヨルダンがイスラエルとパレスチナの「2国家解決」を支持する立場は強固で変わることはないと改めて述べた。

国連によれば、ガザの住人のうち約90%が住む場所を追われており、ヨルダンですでに登録されているパレスチナ難民の人数は239万人あまりとなっている。

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