仕事の苦悩は成長のチャンス キャリア向上の糧に
(CNN) 悩み苦しむということは、一見悪いことのように見える。世間では苦悩とは弱さや優柔不断さ、無能さを暗示するものだと信じられる傾向がある。
だが長年にわたる研究では、キャリア向上には苦悩することが必須なことが示されている。苦悩を避けたり、無視したりせずに、学び成長するための好機だとして受け入れることが重要だという。
これを実行するには決心が必要だ。「苦悩は恥」という潜在意識は、社会全体に密かに浸透している。このような意識にとらわれると、自信喪失から自分の殻に閉じこもったり、失敗を恐れて必要なリスクさえも取らなかったりする自滅的行動にもつながる。非生産的で誤った考えは断固として変えるべきだ。
キャリア向上の過程で苦悩は自然な事象だ。だが、過度の苦痛である必要もない。征服すべき対象と捉えるのではなく、自分の成長を切り開く可能性として受け入れればチャンスは広がるだろう。
困難な課題や目標を求めよう
毎日同じことを繰り返すだけでは、成長はおぼつかない。変化が激しく、技術や能力を磨けるポジションを求めよう。自分の判断で進められる仕事であれば、試行錯誤もでき理想的だ。