サウジの公務員、勤務は1日1時間? 閣僚がテレビで発言
マッキンゼーは昨年出したリポートで「公共部門は雇用者数の伸びを抑えなくてはならなくなるだろう」と指摘した。
アラジ人事相は公共部門と民間の間に不均衡があることを認めるとともに、公共部門に求職者が殺到している点を指摘した。
「人事省では応募者数が100万人以上に上る。このうち20万人はすでに民間で働いていて、賃金カットに備えて(公務員に転職しようとして)いるのだ」
経済政策に関する討論がテレビで放映されること自体、この国では珍しいことだ。
サウジと米国の関係強化に向けた広報活動を展開するSAPRACのサルマン・アンサリ会長は「新しい政府の上層部が透明性の確保に力を入れていることをはっきりと示すものだ」と述べた。