英KFC、一部店舗は週内も鶏肉不足か 配送トラブル続く
ロンドン(CNNMoney) フライドチキンで知られるファストフード大手KFCが英国で展開する店舗の多くが食材の配送トラブルにより臨時休業を余儀なくされた問題で、一部店舗では週内も鶏肉不足が続く可能性が出ている。
KFCは英国で約900店を展開しているが、そのうちの約800店舗が19日に臨時休業となった。20日午後でも約450店が閉店していた。
KFCの広報担当はCNNの取材に対し、配送の分量は日々増えているとしながらも、一部店舗では週内も引き続き混乱が続く可能性があると述べた。こうしたことから、休業する店舗や、メニュー数の制限や時短営業を行う店舗が出るとみられるという。
英国のツイッターへの投稿では、全ての店舗での営業再開に向けて24時間体制で取り組んでいると強調した。
KFCは配送トラブルについて、食材配送の委託先を英ビッドベスト・ロジスティクスから独DHLに変更したことに伴うものと説明している。
英国はKFCにとって欧州における最大の市場で、世界的に見ても上位5位に入るという。