KFC数百店が臨時休業、配送トラブルで鶏肉届かず 英

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英国のKFCの大半が鶏肉不足のため臨時休業となった

英国のKFCの大半が鶏肉不足のため臨時休業となった

ロンドン(CNNMoney) フライドチキンで知られるファストフード大手、KFCが英国で展開する店舗の大半が19日、臨時休業を強いられた。食材配送のトラブルで、各店舗に鶏肉が届かなかったためだ。

同日正午の時点で、英国内900カ所にあるKFC店舗のうち約800店が休業中。公式ウェブサイトによれば、一部は午後になって営業を再開した。

KFCは先週、食材配送の委託先を英ビッドベスト・ロジスティクスから独DHLに変更していた。新たな配送体制の立ち上げにともなう混乱で鶏肉が一時的に不足し、限定メニューや営業時間の短縮で対応した店舗もあるという。

DHLも「運用上の問題」で配送が完了しなかったり遅れたりしたことを認め、KFC側と協力して解決を図っていると述べた。

KFCは店舗スタッフに通常通りの賃金を支払うと発表し、英国内の店舗の95%を占めるフランチャイズ加盟店にも同様の対応を促した。

通常営業に戻るまでどのくらい時間がかかるかは不明だという。

英国はKFCにとって欧州最大の市場で、世界でも5位以内の規模とされる。

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