ハンバーガー宣伝写真、本物と違いすぎ 米で激増するフード訴訟

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ウェンディーズのハンバーガー/Katherine Frey/The Washington Post/Getty Images

ウェンディーズのハンバーガー/Katherine Frey/The Washington Post/Getty Images

こうした表現をめぐる訴訟は大手チェーンも標的となる。昨年、スターバックスを相手取って起こされた訴訟で原告側は、「リフレッシャー」シリーズの飲料をめぐり、実際には使われていない材料の名を付けることで買い手を誤解させていると主張。例えば「マンゴー・ドラゴンフルーツ」と「マンゴー・ドラゴンフルーツ・レモネード」にはマンゴーが入っていないと訴え、同シリーズの飲料は全てが水と濃縮ブドウ果汁、砂糖を主原料としていると指摘した。

これに対してスターバックス側は、商品名のフルーツは材料ではなく風味を表すものだと反論。「原告側の主張は不正確であり実態がない」としている。

トービン氏によると、原告側が主張を通すためには、「分別のある消費者」がこうした広告にだまされていることを立証する必要がある

これについて、バーガーキングはこのほど提出した書面で「分別のある消費者は、できるだけおいしそうに見せるために広告のフードがスタイリングされていることを知っている」と主張した。そうした知識に加え、「ワッパー」のパテは宣伝通りに重さ4分の1ポンドのビーフでできていることから、広告に問題はないと訴えている。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「米国」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]