宇宙ステーションでトライアスロン、NASA飛行士が初完走
(CNN) 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している米航空宇宙局(NASA)のサニータ・ウィリアムズ宇宙飛行士が、エクササイズサイズマシンを使って宇宙で初のトライアスロンを完走した。
現在ISSの船長を務めるウィリアムズさんは、水泳、自転車、マラソンの3種目をこなすトライアスロンに挑戦。自転車はISSに搭載されているエアロバイクを、マラソンにはランニングマシンを使用した。ただ、プールの設備は備えていないため、水泳はウエートリフティングマシンでシミュレーションしたという。
ウィリアムズさんはNASAテレビを通じ、自分の腕時計で計測したタイムは1時間48分43秒だったと話し、1つの種目から別の種目への切り替えは、地球とは少し違ったと報告。「簡単ではなかったけれど、完走できてうれしい」と感想を語っている。