ピカソ、モネの作品など7点盗難 オランダの美術館
(CNN) オランダ・ロッテルダムのクンストハル美術館で16日未明、展示されていたピカソやモネによる名画7点が何者かに盗み出された。
美術館の報道担当者によると、盗まれたのはピカソの「アルルカンの頭部」、モネの「ウォータールー橋」と「チャリングクロス橋」や、マティス、ゴーギャン、メイエル・デ・ハーン、ルシアン・フロイドの作品。トリトン財団が20年間かけて収集した150点余りの近代アートコレクションの一部として、初めて公開されていた。
午前3時すぎに館内の警報が鳴り、駆けつけた民間の警備チームが盗難に気づいて警察に通報した。警察は現場の証拠や目撃談、防犯カメラの映像を基に捜査を進めている。警察の声明によると、事前に綿密な計画を立てたうえでの犯行だったとみられる。