バイデン氏が大統領に「昇格」? 支持者パーティーで言い間違え

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バイデン副大統領

バイデン副大統領

(CNN) バイデン米副大統領が20日の宣誓就任を前に首都ワシントンで開かれた記念パーティーで、肩書を言い間違えて自身を大統領に「昇格」させてしまう一幕があった。この場面を映した動画がインターネットに投稿された。

19日のパーティーで支持者を前に演説したバイデン氏は、オバマ大統領の実績を称賛する内容に続いて「私は米国の大統領であることを誇りに思う」と発言、会場は爆笑に包まれた。

間違いに気づいたバイデン氏は、「私は米国の副大統領であることを誇りに思う」と言い直し、本題に戻って「まじめな話をすると」と続けようとしたが、まだ笑い続けている聴衆に「まじめな話に戻ってもいいかな」と問いかけた。

もっとも過去にはオバマ大統領も、バイデン氏を大統領に「昇格」させたことがある。2008年の大統領選で民主党の副大統領候補としてバイデン氏を紹介したオバマ氏は、「米国の次期大統領」と言い間違え、すぐに訂正した。

昨年の大統領選では共和党の大統領候補だったミット・ロムニー氏も、副大統領候補のポール・ライアン氏について同じ言い間違いをしている。この時はライアン氏が壇上から去って拍手が鳴り止んだところで、ロムニー氏が再登場して間違いを訂正した。

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