ゴッホ絵画に「バッタ」が付着、128年間気付かれず
美術館はゴッホが1855年にしたため、「あなたに届く4つのキャンバスには100匹を超えるハエがいるはずだ。ほこりや砂も」と記した手紙に触れている。
「オリーブの木々」にバッタが紛れ込んだいきさつはわかっていない。ただ、古昆虫学の専門家は死骸には腹部と胸部がなく、キャンバス上で動いた形跡もないことから、塗り込まれる前に既に死んでいた可能性があると美術館に説明した。
この作品を鑑賞したいと思う入館者も予想されるが、普通の観察方法では気付かない状態にあるという。