豪タスマニアに異例の降雪、一面の雪景色に住民興奮
(CNN) オーストラリア・タスマニア州の北部で今週、異例の降雪があり、あたり一面に雪景色が広がった。
同州北部ローンセストンに住む26歳の女性はCNNに対し、これまで市内で雪を見たことはなかったと説明。「一晩中起きていました。興奮して眠れなくて」「とても珍しいです。私の知る限り、市内で雪が降ったことはありませんでした」と語った。
オーストラリア放送協会(ABC)によると、今回の降雪は1970代前半以降で最大の規模だという。
オーストラリア放送協会はタスマニアの市内での雪は1970年代前半以来の降雪量だと伝えている/From @kianichippindale/Instagram
別の住民も「みんな雪を見て衝撃を受け、興奮していました。子どもたちは外に出て遊ぶのが待ちきれない様子でした」「多くの人にとって厳しい1年になる中で、本当に美しいサプライズです」と声を弾ませた。
気象当局によると、タスマニアは先月、7月としては1957年以降で2番目に乾燥した気候に見舞われており、今回の降雪はちょうど良いタイミングになった。
気象当局はツイッターで、「今朝のローンセストン空港は雪化粧。気温は現在2.4度」と伝えている。