スーパーマンのクラーク・ケント、上司と衝突して新聞社に辞表

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(CNN) 米人気コミック「スーパーマン」主人公のクラーク・ケントが、24日に発売された最新号で、勤務先の新聞社の上司と衝突して記者を辞めた。

勤務先のデイリー・プラネット紙で上司に叱責されたケントは怒りを爆発させ、「これまで私は、言論を行使すれば川の流れも変えられると教えられてきた。闇に包まれた秘密も白日の下にさらすことができると」「それなのに、事実は意見に置き換えられ、情報は娯楽に置き換えられた。記者は速記者になってしまった。ニュースの現状にうんざりしているのは私だけではないはずだ」と抗議する。

ケントのせりふによれば、同紙での記者経験は5年のみ。しかしスーパーマンが普段は新聞記者をしているという設定は、何十年にもわたって親しまれてきた。

米国では新聞の読者が減少する中、リストラに伴う記者などのレイオフ(一時解雇)が相次いでいる。一方で、電子版の読者は増加傾向にある。

スーパーマン作者のスコット・ロブデル氏はUSAトゥデー紙に対し、ケントは新聞業界で転職先を探すよりも、自身でブログを始める可能性の方が大きいと語っている。

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