「違うのは良いこと」 アンジェリーナ・ジョリーさんがスピーチ
受賞後のスピーチで「マレフィセントと同じように、私も幼いころ変わった子と言われ、疎外感を抱いていた。騒がしさや激しさが度を越していたし、じっと座っていることも周りに溶け込むこともうまくできた試しがない」と明かした。
「でもある日、私は気付いたの。皆さんにも気付いてほしい。違うのは良いことだって」という言葉に、大きな歓声が沸き上がった。ジョリーさんは「私はあなたの悪者になってこう言いたい。ちょっと問題を起こしてごらんなさい、それはあなたのためになるから、とね」と続けた。
ジョリーさんは女優だけでなく映画監督、国連特使として活躍し、実子と養子計6人の母でもある。がんのリスクが高い遺伝子変異を持ち、予防のため両乳房の切除手術に続いて卵巣の摘出も決断した。
米紙への寄稿で「知識は力です」と訴えたジョリーさんに、多数の応援メッセージが寄せられている。