米大リーグ国際登録に初の女子、仏の16歳 メジャーの道も
(CNN) 米大リーグ(MLB)の公式サイトは25日までに、フランス人の16歳少女を女子選手としては初めてMLBの国際登録リストに含めたと発表した。MLBの球団が即座の契約に持ち込む可能性は少ないとみられるが、規則的には今年7月2日から獲得に動ける根拠を得たことになる。
この少女はメリッサ・メイユーさんで、仏の18歳以下の代表チームで遊撃手を務める。MLBサイトによると、他の少年と野球しながら成長。少年とのプレーには「お互いに長い間知っているので、チームへの融合には問題なかった」と話している。
今年8月には、MLBが企画する欧州内での才能ある野球選手のキャンプに他の3人と参加する予定。10年の歴史を持つ同キャンプへの参加者のうちMLB球団と契約したのは76人。このうちメジャーへ昇格したのは2人となっている。
MLBサイトによると、メイユーさんは18歳まで仏内で野球を続けた後、大学進学もしくは海外に飛び出すことを考えている。野球については出来るだけ長い間続けたいとしている。