サッカー女子W杯 米国が連覇達成、オランダの挑戦退ける
(CNN) サッカーの女子ワールドカップ(W杯)フランス大会は7日、リヨンで決勝が行われ、連覇をかけて臨んだ米国が初優勝を目指すオランダを2-0で下し、通算4度目の優勝を果たした。
試合は米国が主導権を握るなか、オランダがカウンターを狙う展開。米国の前線に張るモーガンがきわどいシュートを放つもオランダGKのファンフェーネンダールがファインセーブでしのぎ、前半は0-0で終えた。
後半16分、ペナルティーエリア内でモーガンがファウルを受け、米国がPKを獲得した。これを主将のラピノーが決めて先制すると、後半24分にはラベルが中盤からドリブルで持ち込み左足を一閃(いっせん)。リードを2点に広げた。
試合は2-0のまま終了し、米国が2015年大会に続く優勝を決めた。米国はこれで、W杯の試合での無敗記録を17試合に伸ばした。17年の欧州選手権を制するなど著しい成長を遂げたオランダだったが、W杯初優勝にはあと一歩届かなかった。
試合終了後、米国のトランプ大統領はツイッターへの投稿で代表チームのW杯制覇を祝福。「素晴らしく、エキサイティングなプレーだった。米国はあなた方全員を誇りに思う」と述べた。
メラニア夫人やオバマ前大統領も、ツイッター上に祝福のメッセージを寄せた。