雪の女王エルサはレズビアン? 続編公開を前に一部で高まる期待
(CNN) 米ディズニーの大ヒット映画「アナと雪の女王」続編の公開を前に、雪の女王エルサの性的指向に関する臆測が飛び交っている。
ファンが注目するのは、エルサがレズビアンかどうかという点だ。
同作品の第1作が公開されたのは2013年。続編に向け、2016年にはツイッターで「#GetElsaAGirlfriend」(エルサにガールフレンドを)というキャンペーンが盛り上がった。
今年2月に「アナと雪の女王2」の予告編が公開されると、「イドゥナ」という登場人物(英語版ではエバン・レイチェル・ウッドが声を担当)がエルサの恋人ではないかという説が浮上する。
風刺サイトのNPCデイリーが3月に掲載した「ディズニーが発表。アナと雪の女王2のエルサはレズビアン」という記事がSNSで出回ったことで、この臆測に一層火が付いた。
ただしNPCデイリーの当該の記事に一切真実はない。
それでもファンの期待は止まらなかった。第1作で自分の力に戸惑う様子を見せたエルサの姿は、フェミニストとアウトサイダーの性質を兼ね備えていた。この手の物語ではお決まりの王子様のボーイフレンドも登場しなかった。
ちなみにディズニーは、エルサを含む登場人物の性的指向については何も言及していない。
エルサの声を担当するイディナ・メンゼルも、2015年のトークショーでこの話題をかわしていた。
アナと雪の女王2は11月22日から公開される。