チェコのシック、ハーフウェーライン近くから長距離弾 サッカー欧州選手権

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ハーフウェーライン付近から2ゴール目を決めたシック/Petr Josek / Pool/Getty Images

ハーフウェーライン付近から2ゴール目を決めたシック/Petr Josek / Pool/Getty Images

(CNN) サッカー欧州選手権のチェコ対スコットランドの試合で、チェコのパトリック・シックがハーフウェーライン近くから長距離弾を決めた。1980年以降で記録された欧州選手権でのゴールとしては最も遠く離れた位置から打たれたものとみられる。

チェコ対スコットランドの試合は14日に行われた。シックは前半にもゴールを決めていたが、スコットランドのゴールキーパー(GK)デビッド・マーシャルがゴールラインから離れていることに気づいてから放った約45メートルの素晴らしいシュートで2点目を挙げた。

2点目のゴールは後半開始直後の出来事で、スコットランドは同点を目指して攻勢に出ていた。しかし、クリアによってこぼれたボールに駆け寄ったシックがシュートを放つと、ボールは弧を描いて、ゴールネットに吸い込まれた。

ゴールに吸い込まれる長距離弾を追いかけるGKマーシャル/Andy Buchanan/ Getty Images
ゴールに吸い込まれる長距離弾を追いかけるGKマーシャル/Andy Buchanan/ Getty Images

試合のデータ提供をしている「オプタ」によれば、このゴールは1980年以降に欧州選手権で記録されたものとしては最も距離の長いものだった。

GKのマーシャルがなぜあれほどゴールラインから離れていたのかという疑問はあるが、それでもシックの素晴らしい視野とシュート力の価値が下がることはないだろう。

試合はチェコが2―0でスコットランドを下した。

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